3月8日に2023 年の健康経営優良法人が発表されました。
経済産業省では、健康長寿社会の実現に向けた取組の一つとして、
従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、
健康の保持・増進につながる取組を戦略的に実践する
「健康経営」を推進しています。
2023 年は健康経営優良法人として、日本健康会議により、
大規模法人部門に2,676 法人(上位法人には「ホワイト500」の冠を付加)、
中小規模法人部門に14,012 法人(上位法人には「ブライト500」の冠を付加)
が認定されました。
健康経営優良法人認定制度は、
特に優良な健康経営を実践している
大企業や中小企業などの法人を「見える化」することで、
従業員や求職者、関係企業や金融機関などから
評価を受けることができる環境を整備することを目的に、
2016 年度に経済産業省が創設した制度です。
健康・医療新産業協議会健康投資ワーキンググループにおいて
定められた評価基準に基づき、
日本健康会議が「健康経営優良法人」を認定します。
第7回となる今回は、
昨年度の健康経営優良法人2022 認定数に対し、
大規模法人部門で377 社、
中小規模法人部門で1,757 社
と両部門とも大幅な増加が見られました。
背景には、人的資本投資、人口減少、コロナ禍の変容など
働き方の価値観の変化があります。
健康経営とは、従業員の健康保持・増進の取組が、
将来的に収益性等を高める投資であるという考えの下、
健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することです。
社員をコストと考えることから、社員は資産と考えるようになり、
その社員資産に投資をすることでより生産性をあげていく取組になります。
人的資本というキーワードが注目を集めていますが、
人口減少で働き手が少なくなっていく中、
今いる社員をもっと大事にしてワーク・エンゲージメントを高めて、
生産性を上げることに繋げます。
ワーク・エンゲージメント(やる気・熱意・没頭) を高めるには
社員一人ひとりの幸せ(ウェルビーイング) に
フォーカスする必要があります。
ウェルビーイングは、身体的・精神的・社会的に満たされる状態のことを指し、
長期にわたってそのような状態をつくりあげる必要があります。
健康経営はまさに身体的・精神的に良好な状況を作り、
長期にわたって社員の健康習慣に働きかけることから、
社員の幸福度につながります。
実はこの幸福度にはファイナンシャル(お金) の
ウェルネスも影響していることがわかってきました。
長生きの時代になり、
将来にわたって生活が不自由なく過ごせるお金の準備は
健康と同じく精神的にも満たされた状態を作り、
エンゲージメントを高めるのに必要な要素になってきました。
エイジェントヴィレッジでは、
健康経営優良法人2023 (中小企業法人部門) ブライト500
の認定を受けることができました。
健康経営優良法人は2018 年より6年連続、
ブライト500 は3年連続の認定となります。
また、Money Wellness® Business のサービスを提供し、
社外に広く企業の社員の健康とお金の幸福度を上げる活動をしています。
沢山の事例をお話しできますので、是非お声をかけてください。